ブラストメール、WiLL Mail、楽楽メールマーケティング(旧 配配メール)、Cuenote FCを、同じ宛先数・配信頻度・担当者数で比較する。会社の規模より、使うプランと必要なオプションを先にそろえたい。
WordPress内の管理や無料枠、Brevoも含めて候補を探す場合は、メール配信ツール比較へ。本記事は、国産4サービスを検討するときの費用・契約期間・権限の比較を扱う。
社員用のメールアドレス・受信箱を整えたい場合は、KAGOYA MAILレビュー:メルマガじゃない。業務メール基盤としての向き不向きとKAGOYA MAIL vs Google Workspace vs Microsoft 365:業務メール基盤はどれが幸せ?(目的別の結論つき)が別途参考になる。
配配メールは2025年10月23日から順次「楽楽メールマーケティング」への名称変更が進められた。この記事の既存レビューへのリンクには旧名称が残る。ラクス公式の名称変更案内
比較条件:5,000宛先・月20,000通・担当者2名
- 登録する宛先は月内最大5,000件。全員に月4回、毎回5,000人へ同日配信する想定で、基本の送信数は月20,000通
- 担当者は2名。共用ログインではなく、各自のアカウントで作成・配信する
- 必要機能はHTMLメール作成、開封・クリックの確認、解除管理、独自ドメインのDKIM署名。DNS設定は利用側で行う
- 12か月継続し、登録件数と月間通数は変わらない。価格は税別で比較し、契約開始前の日割り、任意の導入代行、API連携は除く
- ステップメールは基本条件に含めず、後段で追加した場合のプラン変更を比較する。テスト配信や自動送信を使う際は、その通数も見積もりに含める
以下は2026年10月14日に確認した公式公開情報を使った計算。見積もりを取得して契約した結果や、到達率・操作時間の実測値ではない。
12か月の費用:計算できる額と見積もりが必要な額
| サービス・対象プラン | 同条件の月額・初期費用 | 12か月総額(税別)と扱い |
|---|---|---|
| ブラストメール Standard+ユーザー管理 | 5,000件は10,000件までの月8,000円枠。5名までのユーザー管理が月3,000円。1年契約の初期費用5,000円 | 137,000円=5,000+(8,000+3,000)×12。開始前の日割りがあれば別途加算 |
| WiLL Mail シンプル | 初期費用0円。月20,000通・担当者2名・独自DKIMを含む月額をW円として見積もる | 12×W円。月4,000円〜は開始価格のため、この条件にそのまま掛けない |
| 楽楽メールマーケティング(旧 配配メール) Standard+HTMLエディタ | サポート公開表では10,000件まで月23,000円、HTMLエディタ月3,000円、初期30,000円 | 公開表からの参考計算は342,000円=30,000+(23,000+3,000)×12。新規契約窓口は要見積もりのため、担当者2名・独自DKIMを含む適用額を要確認 |
| Cuenote FC Premium | 5,000宛先、担当者2名、必要機能を含む初期費用I円・月額C円で見積もる | I+12×C円。公開開始額の月5,000円〜は2,000宛先からの案内であり、5,000宛先の金額として使わない |
ブラストメールの内訳は料金表とユーザー管理の料金、WiLL Mailは公式料金・プラン表、楽楽メールマーケティングはサポート掲載料金と新規契約の料金案内、Cuenote FCは公式料金表を参照。
342,000円は新規契約の確定見積もりではないため、137,000円と並べて最安順位は付けない。WiLL Mailで基本条件をすべて含む月額が整数円なら、11,416円以下で12か月総額がブラストメールの137,000円を下回る(137,000÷12=約11,416.67円)。未確定の追加費用があれば先に足して計算する。
月4回から8回へ増やすと、どこを見直すか
5,000宛先×8回=月40,000通。ブラストメールとCuenote FC、楽楽メールマーケティングは、登録件数・プラン・オプションが同じなら、配信回数を増やすことだけでは基本料金が増えない。WiLL Mailは40,000通に対応する契約枠・月額を再確認する。未使用月や少ない月に必ず自動で値下がりするとは考えず、プラン変更の条件も確認したい。
宛先が5,000件から増える場合は別の話だ。人数課金のサービスでは、送信した人数だけでなく登録件数の計算方法を確認する。停止済み宛先も、課金を減らすためだけに履歴ごと消すと誤配信防止や移行時の照合が難しくなる。
ステップと担当者管理:同じ機能名でも対象プランが違う
| サービス | 日付起点のステップ | 担当者2名と運用条件 |
|---|---|---|
| ブラストメール | Standard以上。登録日・購入日・誕生日などを起点に送信できる | Standard標準は1名。上表は5名までのユーザー管理オプション込み。ユーザーごとのアクセス・配信承認設定を確認する |
| WiLL Mail | プレミアムが対象。シンプルのままでは使えない | 両プランで最大100オペレータを作成可能。編集・配信設定の権限を分けられる。承認が必須なら、その運用を別途確かめる |
| 楽楽メールマーケティング(旧 配配メール) | Standardでもステップ対応。行動によるシナリオ分岐や来訪通知が必要ならBridgeを照合 | 複数ユーザーに対応。契約に含まれる人数、作成・配信・承認の権限を見積もりに記載してもらう |
| Cuenote FC | Premiumでもステップ・シナリオを比較できる | 複数ログインIDに対応。部署ごとに管理領域を分ける場合、追加ワークエリアなどの費用を確認する |
ステップを追加する場合も4社を候補に残せる。ただしWiLL Mailはプランが変わる。公式料金ページにはプレミアム12,000円〜と10,000円〜の表示が併存していたため、開始額を確定値として比較に使っていない。必要な開始条件、分岐、月間の自動送信数を伝えて見積もる。
機能の根拠:ブラストメールのステップ、WiLL Mailの対象プラン別機能、楽楽メールマーケティングのプラン差、Cuenote FCの機能比較。
契約前にそろえる3点
- 利用期間:ブラストメールは3・6・9か月・1年、WiLL Mailは最低1か月、Cuenote FCのASPは最低6か月。楽楽メールマーケティングの新規料金案内は最低12か月。短期利用では年間総額とは別に、解約できる時期と支払義務を確認する
- 認証:独自ドメインDKIMの対象プラン・費用と、実際に送るFromドメインを確認する。作成者署名のDNS設定後はテストメールの認証結果を見る
- 操作:同じテスト用リスト・メールを用意し、担当者ごとの権限、宛先選択、停止済み宛先の除外、テスト送信、予約解除を確かめる。公開仕様で可能なことと、自分の運用で扱いやすいことを分けて判断する
契約期間の根拠:ブラストメール、WiLL Mail、Cuenote FC、楽楽メールマーケティング。
独自DKIMの設定資料:ブラストメール(Standard以上)、WiLL Mail、楽楽メールマーケティング、Cuenote FC。認証成功は受信トレイへの到達保証ではない。Googleのメール送信者ガイドラインも参照。
候補が残ったら読む個別ガイド
- ブラストメールの選び方|料金・送信枠・導入前の確認点 / ブラストメールとWiLL Mailの比較|料金・契約期間・必要機能をそろえる
- WiLL Mailの選び方|料金・対象プラン・運用の確認点 / WiLL Mail初回配信前の確認
- 配配メールの料金と選び方|公式プランで確認する費用・機能
- Cuenote FCの選び方|プラン・料金・運用要件の確認点
- メール配信システムの選び方|目的別チェックリストと比較の記入例
- メール到達率の基本|SPF・DKIM・DMARCと送信経路の確認
- ニュースレター運用テンプレ:週1で回す設計図(MailPoetでも外部ESPでも同じ)
WordPress内で管理する案も残す場合:MailPoetの選び方|無料枠・送信方法・WordPress運用の確認点 / MailPoet初期設定ガイド|送信方法・ドメイン認証・登録と解除を確認 / MailPoetの代替5サービス|必要機能と移行条件から比較する / MailPoetとWiLL Mailの比較|管理場所・送信条件・必要機能で選ぶ。無料枠と有料枠はMailPoet公式プラン説明、認証はMailPoet公式認証条件で確認できる。
この条件では、担当者1人・最安プランの料金をそのまま2人運用に使わないことが要点になる。必要機能を満たす2〜3社に同じ条件で見積もりを取り、契約期間と操作確認まで含めて選ぼう。

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