MailPoetから乗り換える手順|移行で詰まらないチェックリスト(CSV→フォーム切替)

この手順は公開資料を基にした移行チェックリストです。移行を実施した所要時間・成功率の実測ではありません。データ件数、既存フォーム、自動配信、認証の反映待ちによって時間は変わります。送信予約や自動配信を一時停止し、変更前の設定とデータを残してから進めてください。

CSVに出る項目は現在の画面で確認します。購読状態を示す列を出せない場合は、管理画面の状態別件数と照合できる方法で分けて書き出します。日時項目の出力可否は、公式資料のURLによって説明が異なります。日時項目を含むエクスポートの公式説明ではSubscription time・Confirmation time等を選べる一方、下記の旧URLには出力不可の記載が残っています。利用中の版の選択項目と実際のCSVで確かめ、出せない同意日時・取得元・証跡は別途保全してください。複数リストを一緒に出す場合は同一宛先が複数行になることもあるため、CSVの行数だけでなく重複を除いた宛先数でも照合します。MailPoet公式のエクスポート範囲を確認してください。

目次

先に結論(迷うならここだけ)

・移行は「データ移行(CSV)」と「入口移行(フォーム)」の2つ
・解除・バウンス情報を持ち越さずに送ると、誤配信や苦情につながる
・やる送信を止めて状態を点検したうえで、基本の確認順:エクスポート → CSV整形 → インポート → フォーム切替 → 差分取り込み

関連: MailPoetの代替5サービス|必要機能と移行条件から比較する / MailPoet初期設定ガイド|送信方法・ドメイン認証・登録と解除を確認 / メール到達率の基本|SPF・DKIM・DMARCと送信経路の確認

このページのゴール(この手順で確認する範囲)

・MailPoetから購読者CSVを出せる
・移行先にCSVで入れられる
・フォーム切替で登録漏れと解除情報の持ち越しを確認する
・解除/バウンスを“送らない側”に退避できる

0) そもそも「乗り換え」必要?

自動化・CRM・チーム運用が目的なら、MailPoetの対象プランで必要機能を満たせるかを確認し、外部サービスの費用と移行の手間も比較します。

1) 移行前に決めること(ここ雑だと後で詰む)

・移行先の“箱”を決める(リスト/タグ/オーディエンス どれを主語にするか)
・タグ命名だけ固定(例:src:post / src:footer / topic:mailpoet)
・フォームの設置場所を絞る(記事末+固定ページ くらい)

2) MailPoetから購読者をエクスポートする

・WP管理画面 → MailPoet → Subscribers → Export
・出力するものは最低これ
 - email
 - first_name / last_name(あるなら)
 - list status / global status(可能なら入れる)
(任意)IPも必要なら出す

3) CSVを整形する(事故防止)

・CSVを2つに分ける
 A:同意を確認した購読者(subscribedでも同意の範囲を確認)
 B:配信しない人(unsubscribed / bounced / unconfirmed)
・重複(同一メール)を潰す
・文字化けしない形式で保存(UTF-8推奨)

4) 移行先の公式手順で、抑止状態と購読者を引き継ぐ

先に移行先の送信予約・自動化を確認し、取り込みをきっかけに予定外のメールが送られない状態を作ります。解除済み・バウンス・未確認を購読中と混ぜず、配信を止める状態を引き継ぎます。その後、同意を確認した購読者を取り込みます。

既存の解除情報がある場合、移行元のsubscribedという文字だけを根拠に上書きしません。重複の除去と、属性の更新、配信状態の変更は別の処理です。件数・エラー・状態の取り込み結果を確認してください。

具体例はMailchimpへのCSV取り込みと抑止リスト、Brevoへのリスト・属性・ブロックリストの移行に分けています。Kit・MailerLite・HubSpot等を選ぶ場合も、利用中の版の公式インポート手順で列と状態の対応を確認します。

5) フォームを切り替える(登録・解除の差分を照合する手順)

・切替直前に、もう一度MailPoetから最新CSVを出す
・移行先にインポート(重複・既存状態・属性更新の結果を照合する)
・WordPress上のフォームを移行先フォームに差し替える
・差し替え後に、切り替え後にMailPoetをエクスポートして差分を取り込む
(登録だけでなく、解除・変更の差分と旧フォームの停止も照合する)

6) 最初の配信は「小さく始める」

・まず少数にテスト
・同意を確認でき、移行先で配信対象となった宛先から段階的に送る
・From/認証(SPF/DKIM/DMARC)は最初に固める

まとめ

・CSV・フォーム・配信状態・同意記録を合わせて照合する
・解除・バウンスの状態を持ち越し、誤配信を防ぐ
・迷ったら「移行前の整理(タグ命名+フォーム配置)」をやる


移行前後の件数と配信状態を照合する

次は確認表の例です。架空の件数で、実際の移行結果ではありません。CSVの行数だけでなく、メールアドレスを重複除去した件数、配信状態、取り込みエラーを照合してください。

確認対象 移行元の例 移行先で確認するもの
配信に同意した購読者 80件 同意の範囲内で配信対象になった件数
解除済み 10件 送信対象へ含まれないこと
バウンス・未確認 5件・5件 送信を停止・保留すること
取り込みエラー・重複 別に集計 成功件数との差を説明できること

合計100件でも、80件全員が配信できるとは限りません。移行先に以前からある解除状態、同意の範囲、エラーを優先します。新規登録と解除は移行中にも発生するため、切り替え時刻を記録し、最後に「登録者」だけでなく「解除・変更」も照合します。

自分の確認用アドレスで登録→確認→受信→解除まで通し、旧フォームと旧自動配信を止めたことも確認します。必要な記録を保全するまでは、移行元を消さず戻せる状態を残してください。

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